35 INJECTOR FUEL SYSTEM KIT
R35 GT-Rが発売されてから、既に10年以上も経ちR35エアフロは世の中に認知されつつあります。一部のフルコンをお使いの方からは、全く良くならない等の話も聞きますが、当社も何故かと一台の車両で純正ecuとフルコンで比較してみました。
やはり純正ecuと比べフルコンでは、性能が出ていないことは確認しています。それは、そのフルコンの問題であって、エアフロの問題ではない事も確認しています。やはり、当初から言われている、演算処理の速度の問題で、いくらきめ細かく処理しても、それを演算する速度が遅いので、性能に反映できる能力が半分くらいになってるようです。
R35エアフロがこんなに性能が良いので、インジェクターはどれだけ良いのか?
既にRB26では、だいぶ前から流用が行われ、エアフロとの併用でRB26のモッサリした低回転が、著しく改善され、正にニューRB26と言えるようなレスポンスを当社で何台も実施しています。
それと同時にこのインジェクターをs15に流用出来ないかと、8年前くらいから考え出して、何度も壁に当たって挫折しの繰り返しを行なっていました(金銭的にもかなりの高価になったら現実的ではない)。
ところがある加工業者が比較的ローコストで作れるかも?という事で、何とか難しい加工技術を突破し作ることができました。S14.S15にはAACバルブがデリバリーパイプに向かって突き出てるので、まっすぐなパイプだと当たってしまいます。そこを交わしてガソリンの通る穴を通さなければならなくかなりの難問でした。
やっとの思いで、試作が出来上がりテスト!テスト!
高微粒化ってどう言うこと?
35インジェクターは日本の厳しい排ガス規制では、従来の方式のインジェクターでは未燃HC排出をクリアできないために、(液状で噴出している今までのタイプ)メーカーの枠を超えてデンソーが開発したのです。
簡単に言えば、今までよりも、穴を増やす、内部構造を勢い良く噴出させらる様な、高効率な12v化、高微粒化と言う、物凄く細かい霧状に噴射して、液滴を無くしガス化して燃え残しを無くし、排気ガスをクリーンにする事に成功したみたいです。
そんな良いパーツがあるのだから、流用するに越したことは無いですよね。ただし従来のものとは全く違う物だから、従来の使い方ではなく、新しい考え方か必要です。セッティングも大幅に変えないと、このインジェクターの良さはわかりません。燃調と言っても、いろんな角度からやらないと、結果はわかりません。そして、点火時期も、空燃費も凄い数字に変わって来ました。
今までのインジェクターとセッティングを変えて走らせてみたらものすごい事になってました。
SRエンジンはまだまだ進化していくと思います。
動画は黄色がニスモで青が35です。実際に霧化の状態が全く違いますよね。物凄く効率よく微粒化してるのが35インジェクターです。
INJECTOR FUEL SYSTEM KIT
高微粒化35インジェクターフューエルシステムキット
S13用
S13用は、元々、コンピューター制御も、雑なので、このインジェクターに替えると、別物になります。空吹かし等のバラツキ等全く無くなり!ターボが効くまでの加速が全く違います。もちろんターボがきいてからも違いますが!この凄いシステムが、ニスモの550ccインジェクター4本の金額に、41,000円プラスで購入できます。これって、こんなに、調子良くなるのに、コストパフォーマンス凄すぎます。
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S13用 ¥115,000 (税別)
S15.14用
このキットは、インジェクターから燃料ラインまで全てが揃ったキットになっています。燃料系パーツなので、素人様の取り付けはお断りさせていただきます。
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S15.14用 ¥218,000 (税別)